1: 海江田三郎 ★ 2015/10/14(水) 08:34:04.39 ID:???.net
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365日の連続勤務と長時間労働によってうつ病を発症し、自殺未遂にまで追いつめられたとして、
神奈川県在住の30代男性(Aさん)とその妻が10月10日、勤務先の印刷関連企業と社長に損害賠償など
約1154万円を求めて、東京地裁に提訴した。
その3日後の10月13日、原告のAさんは、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで会見を行ない、
「(自殺未遂後に)入院していたときは、『自分が悪いんじゃないか』と思っていた。
しかし、前向きになり、精神的にもまともになってきて、社長を許せないという気持ちが強くなった。
僕みたいな人を1人でも減らせればと思い、訴訟を決意した」と語った。
●「365日間連続勤務で、ほとんど家に帰れていない」
記者会見や訴状の内容によると、Aさんは2006年、印刷関連企業(本社:東京都中央区)に正社員として入社。
従業員は10人程度。2008年からは銀座店のスタッフとして名刺印刷などを行っていた。従業員6人の体制だったが、
退職があいつぎ、2010年5月ごろには、Aさんが1人で全ての店舗業務を担当する「ワンオペ」になったという。
Aさんは店舗の営業時間(10?19時)は、店から離れられず、休憩も取れなくなった。
日中は接客などに追われ、印刷業務は営業時間外に行わざるを得なかった。
その年の秋ごろには、新事業の取り扱いも始まり、業務量はさらに増加した。
直属の上司だった社長に「人を増やすことは考えていないのですか」とたずねたが、「増やすつもりはない」と断言されたという。
その後も長時間連続勤務が解消されることはなかった。原告代理人の指宿昭一弁護士によると、
「2013年は1月1日から12月31日まで、365日間連続勤務で、ほとんど家に帰れていません。
ほぼ毎日深夜まで仕事をして、ベッドも布団もなかったので机に突っ伏して寝ていました」。
Aさんは「月に1回か2回くらいは、帰っていたかもしれない」と語る。ただし、2013年9月中旬?12月末までは、
一度も家に帰っていないという。
Aさんは「お風呂は銭湯で、2?3日に1回入っていました。同じシャツを2?3日着てたこともあり
髭も生えっぱなしで、身だしなみもかなり汚かったと思います。そこまで気がまわっていませんでした。
着替えもコンビニなどでシャツを調達していました」と、振り返る。
また、社長からはメールやLINEがひっきりなしに届いた。指宿弁護士によると、
タイムカードなどによる労働時間の管理はなかったが、LINEの送信記録をもとに計算すると、
同年10月?12月の時間外労働時間は10月が約160時間、11月が約226時間、12月が約257時間にも及んだという。
だが、残業代はまったく支払われていなかったという。
365日の連続勤務と長時間労働によってうつ病を発症し、自殺未遂にまで追いつめられたとして、
神奈川県在住の30代男性(Aさん)とその妻が10月10日、勤務先の印刷関連企業と社長に損害賠償など
約1154万円を求めて、東京地裁に提訴した。
その3日後の10月13日、原告のAさんは、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで会見を行ない、
「(自殺未遂後に)入院していたときは、『自分が悪いんじゃないか』と思っていた。
しかし、前向きになり、精神的にもまともになってきて、社長を許せないという気持ちが強くなった。
僕みたいな人を1人でも減らせればと思い、訴訟を決意した」と語った。
●「365日間連続勤務で、ほとんど家に帰れていない」
記者会見や訴状の内容によると、Aさんは2006年、印刷関連企業(本社:東京都中央区)に正社員として入社。
従業員は10人程度。2008年からは銀座店のスタッフとして名刺印刷などを行っていた。従業員6人の体制だったが、
退職があいつぎ、2010年5月ごろには、Aさんが1人で全ての店舗業務を担当する「ワンオペ」になったという。
Aさんは店舗の営業時間(10?19時)は、店から離れられず、休憩も取れなくなった。
日中は接客などに追われ、印刷業務は営業時間外に行わざるを得なかった。
その年の秋ごろには、新事業の取り扱いも始まり、業務量はさらに増加した。
直属の上司だった社長に「人を増やすことは考えていないのですか」とたずねたが、「増やすつもりはない」と断言されたという。
その後も長時間連続勤務が解消されることはなかった。原告代理人の指宿昭一弁護士によると、
「2013年は1月1日から12月31日まで、365日間連続勤務で、ほとんど家に帰れていません。
ほぼ毎日深夜まで仕事をして、ベッドも布団もなかったので机に突っ伏して寝ていました」。
Aさんは「月に1回か2回くらいは、帰っていたかもしれない」と語る。ただし、2013年9月中旬?12月末までは、
一度も家に帰っていないという。
Aさんは「お風呂は銭湯で、2?3日に1回入っていました。同じシャツを2?3日着てたこともあり
髭も生えっぱなしで、身だしなみもかなり汚かったと思います。そこまで気がまわっていませんでした。
着替えもコンビニなどでシャツを調達していました」と、振り返る。
また、社長からはメールやLINEがひっきりなしに届いた。指宿弁護士によると、
タイムカードなどによる労働時間の管理はなかったが、LINEの送信記録をもとに計算すると、
同年10月?12月の時間外労働時間は10月が約160時間、11月が約226時間、12月が約257時間にも及んだという。
だが、残業代はまったく支払われていなかったという。
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