1: 海江田三郎 ★ 2015/11/29(日) 12:11:07.08 ID:CAP_USER.net
http://toyokeizai.net/articles/-/93252
「社員が日本一幸せ」ともいわれる未来工業(岐阜県にある電気・設備資材メーカー)。
同社は「残業なしの毎日5時退社」で有名だが、年間休日数が140日&有休最長40日と「休みの多さも日本一」と言われる。
しかも驚くほどの高年収で、5年に1度の海外への豪華社員旅行もあるなど、「楽園企業」と呼ばれている。
同社創業者の山田昭男氏は昨夏、惜しまれながら他界したが、遺作となった『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』
はいまも注目を集めている。
実は、「楽園企業」をつくり上げた山田氏は、「日本一のドケチ社長」としてもメディアに多数出演する有名人だった。
本社玄関は真っ暗が基本で、社員約330名が働く本社にコピー機は1台しかない。
警備員室はあるが警備員ゼロで毎月30万円節約と、コントみたいなケチケチぶりだ。
山田氏を長年取材してきたルポライターが、同社のうらやましい就業環境とは裏腹な「笑えるほどのドケチっぷり」に迫る。
未来工業にはコピー機が1台しかないうえに、ムダなコピーを防ぐための「お約束事」がたくさんある。選りすぐりの「ベスト3」は、以下のとおりだ。
そこまでやるか!「無用コピー対策」ベスト3
第3位?「同じ原稿を50枚以上コピーする場合は、輪転機でお願いします」と書いた紙が、コピー機の後ろに貼ってある
輪転機とは昭和時代の印刷機。未来工業の輪転機は、印刷する原紙を自分で手書きし、それにインクをしみ込ませて紙に印刷するものだ。
当然、簡単には使えないから、誰も50枚以上のコピーはしないという。上記の貼り紙と輪転機が、ムダなコピーを防ぐ無言の「圧力」なのだ。
第2位?コピー機をいじくり回して「10枚コピーしたら自動的に止まる」ようにした
これは昔の実話だ。10枚コピーして機械が止まると、社員は総務課へ行ってコイン1枚もらい、機械に入れないと、続けてコピーができなかった。
それが面倒くさい人は、コピーをそこで止めてしまう。それに、コインをもらいにいくと、総務課から
「あなた、いったい何枚コピーをするつもりなんですか?」という痛々しい視線を浴びることになる。その両方が山田氏の狙いだったという。
第1位?会議書類の裏が真っ白だと、社長が「おまえ、会社をつぶす気か?」と叱る
未来工業では、社外に郵送する紙以外は「使用済みコピー紙の裏に印刷する」のがお約束のルール。
あるとき、会議書類の裏が真っ白だったことに気づいた山田氏は「おまえは、この会社をつぶす気か??
今度、この普通の紙を会議書類にしたら、クビにするぞ!」と叱ったという(もちろん「クビにするぞ!」
は言葉のうえだけの話で、実際にクビにするわけでない)。
こうして見てくると、山田氏がムダなコピーを防ぐために、自ら創意工夫を重ねてきたことがわかる
。しかし、上場企業の創業者が、コピー機1台にそこまで執念を燃やす理由は何なのか?
関連
好業績なのに、廊下は真っ暗 岐阜発「楽園企業」のドケチ経営
http://toyokeizai.net/articles/-/90312
「社員が日本一幸せ」ともいわれる未来工業(岐阜県にある電気・設備資材メーカー)。
同社は「残業なしの毎日5時退社」で有名だが、年間休日数が140日&有休最長40日と「休みの多さも日本一」と言われる。
しかも驚くほどの高年収で、5年に1度の海外への豪華社員旅行もあるなど、「楽園企業」と呼ばれている。
同社創業者の山田昭男氏は昨夏、惜しまれながら他界したが、遺作となった『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』
はいまも注目を集めている。
実は、「楽園企業」をつくり上げた山田氏は、「日本一のドケチ社長」としてもメディアに多数出演する有名人だった。
本社玄関は真っ暗が基本で、社員約330名が働く本社にコピー機は1台しかない。
警備員室はあるが警備員ゼロで毎月30万円節約と、コントみたいなケチケチぶりだ。
山田氏を長年取材してきたルポライターが、同社のうらやましい就業環境とは裏腹な「笑えるほどのドケチっぷり」に迫る。
未来工業にはコピー機が1台しかないうえに、ムダなコピーを防ぐための「お約束事」がたくさんある。選りすぐりの「ベスト3」は、以下のとおりだ。
そこまでやるか!「無用コピー対策」ベスト3
第3位?「同じ原稿を50枚以上コピーする場合は、輪転機でお願いします」と書いた紙が、コピー機の後ろに貼ってある
輪転機とは昭和時代の印刷機。未来工業の輪転機は、印刷する原紙を自分で手書きし、それにインクをしみ込ませて紙に印刷するものだ。
当然、簡単には使えないから、誰も50枚以上のコピーはしないという。上記の貼り紙と輪転機が、ムダなコピーを防ぐ無言の「圧力」なのだ。
第2位?コピー機をいじくり回して「10枚コピーしたら自動的に止まる」ようにした
これは昔の実話だ。10枚コピーして機械が止まると、社員は総務課へ行ってコイン1枚もらい、機械に入れないと、続けてコピーができなかった。
それが面倒くさい人は、コピーをそこで止めてしまう。それに、コインをもらいにいくと、総務課から
「あなた、いったい何枚コピーをするつもりなんですか?」という痛々しい視線を浴びることになる。その両方が山田氏の狙いだったという。
第1位?会議書類の裏が真っ白だと、社長が「おまえ、会社をつぶす気か?」と叱る
未来工業では、社外に郵送する紙以外は「使用済みコピー紙の裏に印刷する」のがお約束のルール。
あるとき、会議書類の裏が真っ白だったことに気づいた山田氏は「おまえは、この会社をつぶす気か??
今度、この普通の紙を会議書類にしたら、クビにするぞ!」と叱ったという(もちろん「クビにするぞ!」
は言葉のうえだけの話で、実際にクビにするわけでない)。
こうして見てくると、山田氏がムダなコピーを防ぐために、自ら創意工夫を重ねてきたことがわかる
。しかし、上場企業の創業者が、コピー機1台にそこまで執念を燃やす理由は何なのか?
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