1: 名無し募集中。。。 2018/11/20(火) 09:25:43.74 0.net
岐阜はかつて日本有数の繊維の町として知られていた。安い海外製品に押され続け今問屋街のメインストリートは昼間から閑散としている。
繊維関係の会社は20年前に比べ半分以下に減った。苦境に立つ業界。生産の現場を支えているのが数千人に上る外国人技能実習生。
彼らが今待遇の改善を求めて声を上げ始めている。会社から不当な扱いを受けていると訴える実習生と連絡が取れた。 婦人服の縫製工場で働く20代の3人。
おととしベトナムから来日し、見せてくれたのは自ら書き留めた勤務の記録。去年3月1か月に140時間残業して手取りは11万6000円。1時間当たりに換算すると333円。
岐阜県の最低賃金を400円以上下回っている。半年間で100万円前後の賃金が支払われていない事になる。

彼女たちが撮影した会社の寮の映像。台所にネズミが出る部屋に14人で暮らしていた。この寮の家賃も賃金から差し引かれていたという。
違法な残業時間と低い賃金。来日前に聞いた話とは大きく食い違っていた。名古屋にある労働組合。外国人技能実習生からの訴えは去年4月以降24件に上る。
労働組合は会社を告発するための証拠として経営者側との会話を録音させていた。こうした証拠を基に組合は半年間で5つの会社を労働基準監督署に告発した。
未払いの賃金を要求する実習生の訴え。それが繊維の町岐阜を揺るがし始めた。

労働組合には思いもしなかった事態の報告が相次いでいた。労基署に訴えた5社のうち3社が僅か数か月で廃業を決めていた。
未払いの賃金を要求される事で経営者はどのような状況に追い込まれるのか。一人の元経営者を訪ねた。外国人を受け入れ始めたのは20年余り前。
技術を学びながら働く実習生はコストを抑えられる貴重な戦力だった。賃金は低かったが実習生も満足して働いていたという。

http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/nhk/51700/566088/

【時給333円で外国人を働かせてた企業 訴えられ相次ぎ廃業「賃金は低かったが実習生も満足して働いていた」】の続きを読む